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  • 執筆者の写真Sakae Kikuchi

第6回 からだの声に耳を傾ける

蓼科に凍りつく極寒のシーズンがやってきました。

昨年の冬は暖冬でほとんど雪は降りませんでしたが、今シーズンは年末から何回か降り、先週末はまとまった雪になりました。

寒い寒いと言いながら、蓼科で暮らす住民たちは、実は冬が大好きです。

ダーク系の枯れた色の山々の景色が、雪におおわれて眩しい純白の世界に変身する。

日常とかけ離れた夢の国に生きているような幸せな気分になってきます。


ヨガをする目的は、人それぞれです。

運動不足解消、ストレス解消、あるいはからだの不調を治したい、免疫力を高めたい、スリムになりたい、健康的なからだをつくりたいなどなど。

もちろんアーサナ(体位)を極めたいという人もいますが、星ノ杜ヨガはビギナーのためのクラスです。暮らしの中のヨガ、といってもいいかもしれません。

このクラスでのヨガは、人と競うのではなく、「自分のからだに意識を向け、感じて確認して、からだや心のバランスをとっていく作業」です。


からだは日頃、意外とおろそかにされていませんか。

疲れを感じても、肩こりやちょっとした痛みを自覚しても、忙しい日常の中ではこれくらいは平気と、からだの声に耳を傾けることを避けてしまう。

「気になること」がすぐに病気につながるわけではありませんが、からだをいたわるつもりで、ヨガをして自分でメンテナンスしてみてはいかがでしょうか。


まずは、肩や腕、脚などを自分でなでてみます。ただなでるだけではなくて、プラス一つ、「いとおしく」という気持ちを込めて。顔を鏡に映して、手入れをするのと同様に、からだ全体をいたわっていきます。

自分のからだを気にかける。別の言葉で言うと、からだと仲良くなる作業です。無視をせず、からだに向きあってみる。するとそこには、とてもおもしろい世界が広がっていることに気がつくかもしれません。


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